はじめに
こんにちは。事業企画室の山口です。今回は、エンジニアでない私が作った「広告企画AIアシスタント」についてご紹介します。
「全社でAI活用を推進し、生産性を劇的に上げる」 そんな目標を掲げ、開発業務以外におけるAI導入を担当しています。今回は、広告事業部でLLM(大規模言語モデル)を活用した広告企画AIアシスタントを導入し、業務効率化と創造性向上を実現した事例を紹介します。
課題:アイデアのマンネリ化、属人化、そして複雑な広告メニュー
オフィスでの懇親会の際に広告事業部の今泉から、「勇気を振り絞って言うけど、企画提案でAIを使えませんか?」と話しかけられました。それまでの広告企画の現場では、新しい企画を立て、提案書をつくることに時間がかかっており、急ぎの提案の際は特に苦労することがありました。また、新入社員や誰でも同等のクオリティを担保したスムーズな企画書の作成ができるようにならないか、と相談を受けました。
解決策:NotebookLMを活用した広告企画AIアシスタント
そこで導入したのが、LLMを活用した広告企画AIアシスタントです。 NotebookLMに、クライアント名、提案する商材やサービス、クライアントが抱える課題、提案のメインターゲット層を入力すると、当社の広告メニューに沿った企画を提案してくれます。出力をGeminiに貼り付けてCanvas機能を使えば、HTMLでスライドのようなコンテンツに仕上げてくれます。
なお、利用しているLLMは、情報システムグループがセキュリティチェックを行い、学習に利用されないことを確認しています。
実践:プロンプトを書き込み、自社仕様にカスタマイズ
NotebookLMは、ドキュメントの理解と質疑応答に特化したLLMです。広告企画AIアシスタントとして活用するために、NotebookLMのソースに広告メニューの資料を加えました。商品が更新されても良いように、更新があっても容易に差し替えられるようにしました。 また、NotebookLMのソースにプロンプトを書き込み、自社仕様にカスタマイズしました。プロンプトを書き込むことで、NotebookLMが当社の広告メニューを理解し、情報が足りない場合は利用者に質問をした上で、当社らしい企画を立案してくれるようになりました。
かなり作り込んだように書きましたが、プロンプトの生成にもLLMを使うことで、骨格は15分程度で作成できました!
効果:企画立案の効率化、創造性の向上、そして人材育成
広告企画AIアシスタントの導入によって、「企画書を作成するための時間が大幅に削減され、より多くの企画を検討できるようになった。」と嬉しい反応をもらいました。 新入社員でも比較的簡単に企画立案ができるようになり、ベテラン勢からも面白いアイデアが出るようになりました。 きっかけとなった今泉からも、「AIアシスタントは、今ではなくてはならない親友になりました。営業として、お客様に提案できる企画の幅が広がり、企画の作り込みにより時間をかけられるのが嬉しいです。以前は、提案を具体化する中で作り直すこともあり時間がかかっていましたが、複数の提案を俯瞰して見比べた上で作り込むことができ、相反する広くと深くを両立させることができています。」とコメントをもらいました。
学びと展望:まずは「やってみる」
今回のLLM導入を通じて、大きな学びがありました。 初めの「やってみる」ができれば、AIは非常に強力なツールになり、業務の効率化や品質向上につながることを実感しました。 今後は、広告企画AIアシスタントをさらに進化させてより高度な企画立案を支援するとともに、他の業務にも横展開していきます。
エンジニアの皆さんへのメッセージ
当社はエンジニアでなくてもAIを使って業務効率化を行なっており、エンジニアにとっても働きやすい会社です。ぜひ一緒に、AIを活用した新しい価値を創造していきましょう!
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