国内事業部で Android エンジニアをしている八森です。
asken のエンジニア組織では、co-learning (共に学ぶ) を行動指針の一つとしており、お互いに刺激し合いながら、新しい知識やスキルを習得し、成長していくことを目指しています。私たちの組織は、ただ単に知識やスキルを伝え合うだけではなく、お互いの考え方や経験を共有することで、より深い学びを得ることを大切にしています。
asken では海外就労や起業など、さまざまなキャリアを経験してきたエンジニアが働いています。私たちの経歴が皆様のキャリア構築の参考になればと思い、3月9日にオンライン勉強会「海外で働く、起業する。 iOS×Android エンジニアのキャリアの広げ方 vol.1 」を開催しました。
今回は勉強会のレポートを書きたいと思います。
① iOSアプリ開発者として独立した話 (@ntaku)
iOS 版あすけんの開発を担当してくださっている、株式会社ナイアの西岡さんによるキャリアの紹介です。
西岡さんは 2008 年にクックパッドに就職後、本業の傍らプライベートの時間でアプリ開発を行い、月に20万円の売り上げを得るようになったとのことです。その後、フリーランスとして独立・会社設立し、10数本のアプリ開発を行い、累計1000万DLを達成し、会社を売却しました。その後、2社目となる株式会社ナイアを創業し、自社アプリ開発・受託開発業務を行ってきたそうです。
ここからは私の感想です。
起業という珍しいキャリアを持った方の経験ということで、とても興味深い内容でした。独立後に上げていた売上の額や、ダウンロード数が落ちてきたアプリへの課金施策の導入、現在の請負金額など、リアルな数字も話していただいており、フリーランスとして働いてみたい方には大変参考になる内容となっていると思います。
② ベルリンに移住して5年くらいAndroidエンジニアとして働いた話 (八森)
こちらは私が行った発表となっています。
私は大学院を卒業後、8年間日本の電機メーカーやweb系企業で就労し、2017年からベルリンに移住し、ドイツ企業2社にてアプリ開発者として約5年就労しました。このプレゼンでは、私が海外就職をしようと思ったきっかけや、ベルリンでの就職活動や会社の雰囲気、生活やレイオフされた経験などを話しました。
海外就職はキャリアとしては珍しいため、知見がなかなか見つからないかと思います。特に、最初の海外での就職活動が上手くいかなかった話やレイオフの話は、オープンに話しにくい内容かとは思いますが、このような失敗経験が誰かの役に立つのではないかと思い、公開しました。楽しいことも辛いこともありましたが、総じてベルリンで働いて良かったと感じます。
海外就職や海外移住に興味のある方は、是非ベルリンを検討してみてください!
③ 色々なプラットフォームの開発を右往左往して分かったこと (@taa9148)
asken のエンジニアリングマネージャである藤原によるキャリアの紹介です。
藤原は 2008 年より IT 中小企業・ベンチャー企業・SIerでの就労を経て 2018 年に asken に入社しました。これまでの藤原のキャリアの過程で、アプリエンジニアの他、プロジェクトマネージメントを経験しました。また、二児の父親でもあり、仕事やプライベートで忙しい中、失敗もしつつ、アーキテクチャやデザインなど様々な分野を勉強しながら、日々の業務に貢献しているとのことです。
ここからは私の感想です。
私はどちらかというと興味のあるごく限られた分野を深掘りする傾向にあり、その結果キャリアを狭めてしまったため、藤原のようにアプリに留まらず、プロジェクトマネージメント、デザイン、インフラなど多方面に手を広げていく姿勢は見習いたいと思いました。今後、マネージメントの分野に進みたい場合は、様々な職種の人と上手くコミュニケーションを取れるよう、手広く勉強をする必要があると感じました。
まとめ
asken で働く、様々なキャリアを積んできたエンジニアに話をしていただきました。私たちの知見が皆様のキャリアの参考になり、またこれをきっかけに asken に興味を持っていただければ幸いです。
最後に
asken では、ひとびとの明日を今日より健康にする、をミッションにあすけんアプリを開発しています。あすけんアプリを通じて人々の健康な生活に貢献したい方、是非ご応募下さい!
