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askenエンジニアが日々どんなことに取り組み、どんな「学び」を得ているか、よもやま話も織り交ぜつつ綴っていきます。 皆さまにも一緒に学びを楽しんでいただけたら幸いです!

「自社サービス開発には明確な答えなどない。自ら解を創り上げていくのが面白いんです」【askenインタビュー】

こんにちは!
asken人事兼ブログ編集担当の平賀です。
どんな人があすけんの仕事を楽しんでいるかをここでもご紹介したい!
ということで、あすけんで現在サーバーサイドエンジニアとして活躍している羽鳥さんに、直球インタビュー。エンジニア目線で見た時のaskenの仕事について、いろいろ聞いてみました!

<プロフィール>

◆ 羽鳥さん(2021年5月入社)
◆ 好きな食べ物:カレー、餃子、魚介類全般
◆ 趣味 :インドアでは「ボードゲーム、サウナ」、アウトドアでは「登山 初心者 、散歩」
◆ 性格を一言で:「明るく、楽しく、前向きに」な ATM( 笑 ) な性格

自社サービスの開発に携わりたかった。

ーまずは羽鳥さんのキャリアについて教えてください。

大学卒業後、新卒で中堅のシステム開発会社へ入社しました。
そこではサーバーサイドエンジニアとして、クライアントのシステム開発に約7年間従事。
エンタメ系情報サイトの開発・運用や、医療従事者向けのPCアプリケーションの開発、プッシュ通知機能の開発、エネルギー系企業のtoC向けサービス開発などに携わりました。
様々なシステム開発に関われたことはとてもいい経験だったと思います。後半はプロジェクトリーダーとしても経験を積むことができましたね。

ーでは、羽鳥さんがaskenに入社を決めた理由は?

大きく2つあります。

1つ目は、自社サービスの開発に関わりたかったから。
それまではシステムの受託開発だったので、そうではない世界で経験を積んでみたいと思っていました。

2つ目は、せっかくなら社会的意義の大きい仕事、例えば社会課題の解決につながるようなビジネス領域で貢献したいという想いがあったのですが、askenならそれが叶えられると思ったからです。
転職を考えた時期はコロナなどの影響もあり、自分自身の健康を見つめ直すタイミングとも重なりました。
もともと妻が食事管理アプリ『あすけん』を使っていたこともあって、「asken=健康」というイメージを強く持っていました。

アプリを知れば知るほど「このプロダクトに関わりたい」という思いが強くなっていったんです。

自分ですべて決められる楽しさと苦しみ。

ー入社後はどんな自社サービスの開発に携わることになりましたか?

現在は、サーバーサイドエンジニアとして、糖尿病治療用アプリの開発に携わっています。
これは、すでに多くの方にご利用いただいている食事管理アプリ『あすけん』の技術やそこで培ったノウハウを活かし、糖尿病の栄養食事指導を補助するアプリです。

糖尿病の患者さんは、毎日の食事をきちんと記録する必要がありますが、毎食これを続けるのは手間もかかります。
毎日の食事をスマートフォンで写真撮影するだけで食事記録ができるようになれば、患者さんの負担を大きく減らすことができます。

さらに、「いつ、何を、どれだけ食べているか」をこのアプリで正確に把握することで、病院の管理栄養士が患者さんへ栄養食事指導を行う際のサポートも可能になります。

エンジニアチームだけで開発を進めるのではなく、プロダクトオーナーや医療業界出身のさまざまな職種のメンバーと共に、仕様やUI/UX設計なども含めてプロダクト全体を見ながらプロジェクトを進めています。

ーふむふむ。実際に自社サービスの開発をしてみてどうです? 仕事楽しいですか?

楽しいですw

受託開発をしていた頃は、要件が下りてきて、開発して、と流れや答えがありましたが、今は自分たちで答えを見つけないといけない。これは本当に面白い作業です。
答えが明確にあるのも取り組み甲斐があるものですが、答えがない中でみんなであれこれ考えたり、答えを創り上げていくステップはとても楽しいですね。

ーなるほど。自社サービス開発の醍醐味は、やっぱり自分たちで決めて進めていける点なんですね〜。

まあ、そうです。が、実際にやってみると、自分が思い描いていたものとはギャップがあることにも気付きました。

受託側にいた前職までは、「自社側で開発ができれば、自分たち主導でいろいろ決められる分、やりやすいはず」と思っていました。もちろん、実際にそういった場面はとても多く、イメージ通りの部分もあります。

ただ、一方で「自分たちで決断しなければならない分、大変さもある」ということがわかってきました。

新しいプロダクトを生み出すためには、何も決まっていない中で自分たちで解を見つけていかなければならない。この苦しみは実際に経験してみるまで分かりませんでした。でも私にとって、これは意味ある試練だと思ってますし、本当にいい経験になっています。

何より、自分が携わったサービスが世に出て多くの人に使ってもらえるようになるのはとても楽しいですし、サービスを通してユーザーさんの健康のサポートができることは、とてもやりがいが大きいです。

責任感や使命感がむしろモチベーション。

ーいいことばっかり聞いてきてしまいましたが、逆に仕事で大変だったことは?

糖尿病治療用アプリの開発は、やっぱり大変でしたよ。

askenはアプリの開発はしていますが、医療機器メーカーではありません。エンジニアチームのメンバーはもちろん医療機器分野の開発に通じているわけではありませんでした。 当たり前ですが、業界用語や医療分野特有の規定なども知識が全くないところからのスタートでしたし、そこを理解しながら開発を進めていくのはとてもハードでした。

ー確かに、これまでのtoC向けのアプリ開発とは全く異なるものですもんね。そんな中、モチベーションを保ち続けられたのはなぜですか?

好奇心ですねw

開発を進める中で、いろいろな栄養素を知ったり、それについてまた勉強したりということが多々あるのですが、もともと知らないことを学習していくことが好きですし、さらに健康に対する意識が高まりました。今後もさらに知識を深めていきたいと思ってます。

患者さんや医療機関の方々が使うものなので、しっかりとした高い品質を約束していくという責任感や使命感がむしろモチベーションの源泉になっています。

ー社会的意義の大きいサービスだからこそ責任も重大ですよね。そんな中、課題に感じていることはありますか?

入社する前までは、あすけんのいちユーザーとしての視点しか持っていませんでしたが、自ら開発に関わることで裏側を知り、改めて見えてきた課題がたくさんあります。

まさに今、システム部一丸となってシステム内のブラックボックス見える化し、課題を抽出して改善に取り組んでいるところです。これは一つ一つ地道に続けていきたいですね。

また、エンジニアチームは皆優しくてマイルドなメンバーが多いのですが、時にはぶつかることもしながらいいものを作っていけるチームにしていきたいなぁと思ってます。

ーちなみに、一緒に働いているエンジニアたちってどんな人たちですか?

選考時に会った、エンジニアリングマネージャーの服巻さんやマネージャーのおすぎさんの印象は入社前も今も変わらないですね!

2人とも裏表がなく、服巻さんは明るくポジティブで、おすぎさんは柔らかな感じ。入社後、ギャップを感じたとすれば、おすぎさんが「(´・ω・`)」を多用する人だったことくらいですw

医療チームをはじめ、システム部はとてもアットホームな雰囲気ですね。
医療チームにはiOSエンジニア、Androidエンジニア、サーバーサイドエンジニアが1~2名所属し、皆でプロダクト開発に取り組んでいます。
メンバーそれぞれ専門分野の知識や経験が豊富で、キャッチアップした情報を共有していく風土があるのでとても刺激的です。それが良いプレッシャーにもなっています。

業務のやりとりなどはSlackで行うことが多いですが、わりと頻繁に音声での会話もするし、メンバー同士のコミュニケーションは取りやすく、みんなウェルカムな雰囲気で社交的ですね。
私個人は、Slackなどのツールの中で何かとつぶやいてみるタイプなんですが、askenメンバーも同じように自由に発信してる人が多くて楽しいです!

ーそんなチームの中で、羽鳥さんがエンジニアとして今後チャレンジしていきたいと思ってることは?

askenには医療事業のほかに、コンシューマ事業、法人事業、海外事業と複数の事業がありますが、エンジニアは社内に15名前後と限られています。

だからこそ、自分自身の技術領域を越えて幅を広げていく必要があります。私は、今まではサーバーサイドメインだったけど、インフラとかも勉強して、少数精鋭のこのチームの中で貢献できることを増やしていきたいと思っています。

また、自分たちでジャッジして物事を決めていくことが多いので、もっと勉強してチームビルディングやマネジメントなどもできるように成長していきたいですね。

ー羽鳥さん、ありがとうございました! 最後に、askenに興味を持ってくれたエンジニアさんにお勧めしたいポイントはありますか?

askenには、チャレンジできる土壌・風土があります。

大小に関わらず、自分がやってみたいと思ったことをメンバーや社内に提案すると、「やってみよう!」と前向きに捉え、チャレンジさせてもらえるところが魅力だと思います。
私はまだ入社半年強ですが、2022年からは医療チームのプロジェクトマネジャーとして新しい役割にチャレンジし始めました。年齢や社歴などに関わらず、いろいろなチャンスに出会える会社だと実感しています!


2022年の初日の入りと共に~

現在、askenではエンジニア大大大募集中!

羽鳥さんのように、少数精鋭チームの中で領域を超えて活躍したいと考えている意欲あるエンジニアの方、ぜひともaskenで力試ししてみませんか?
カジュアル面談も随時行っていますので、是非お声がけください^^

次回は、Androidアプリ開発メンバーに仕事の楽しみを根掘り葉掘り聞いてみる予定です。
あすけんエンジニアチームに興味のある方はお見逃しなく!

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