はじめに
Androidエンジニアの冨田です。
今回は2025年2月20日にて株式会社mikan様と合同で行った「習慣化アプリのモバイル開発の魅力を語る asken × mikan」につきまして内容のご紹介です。
https://asken.connpass.com/event/343700/
概要
勉強会のタイトルにもある通りお互いに習慣化アプリならではの視点から、知見を発表したり意見交換を行いました。
内容は以下の内容でした。
- TL:技術を改善し続ける
- TL:イベントログを活用した不具合調査の効率化
- TL:mikan習慣化への道
- TL:技術選定 askenでの取り組み Kotlin Multiplatform編
- テーマディスカッション
- 質疑応答
様子
お互いにユーザーの習慣として使ってもらうアプリであることが共通しているため、その点を深掘りしていくことがメインでした。また、お互いに10年を越えるサービスを行なっていることも共通していて、技術負債にどう向き合うかの点でも意見交換を行うことができました。
asken発表内容
イベントログを活用した不具合調査の効率化
三浦渚
https://speakerdeck.com/naginx/ibentoroguwohuo-yong-sitabu-ju-he-diao-cha-noxiao-lu-hua
概要
- プロダクトの各種分析に利用しているイベントログを不具合調査に活用するという内容です
- 不具合調査のための別アプローチとして導入するメリットや具体的な実施方法について記載しています
技術選定 askenでの取り組み Kotlin Multiplatform編
大澤卓也
https://speakerdeck.com/takuyaosawa/ji-shu-xuan-ding-askendenoqu-rizu-mi-kotlin-multiplatformbian
概要
- askenでのKMP(Kotlin Multiplatform)導入を事例に技術選定フローについての内容です
- 技術選定フローのあるべき姿と実際の事例を踏まえ、どのようにリリースまで持っていったかの内容になってます
質疑応答
質疑応答で頂いていた質問にasken目線でのみ簡単に回答しておこうと思います。勉強会内でも回答しましたが、改めてより詳細に記載します。また、時間内にお答えできなかったものもここで回答します。
※質問内容は一部意訳させていただいています
Q.ダウンロード後の継続率とかはチェックして改善に取り組んだりしていますか?
A.しています。これに限らずですが、定量的にチェックできる部分はなるべくチェックして、よりよい体験をお届けするために役立てています。分析はエンジニア領域から外れる部分になりがちですが、イベント実装はエンジニアなので、情報共有しながら進めていく形が多いです。
Q.社内用プロトタイプを使って試すことはありますか?
A.あります。ユーザーに提供すると正確性や品質面を担保する必要があるため、より早く社内向けに公開してフィードバックを得るケースが多いです。施策の早い段階でフィードバックを得られるため、方向転換する際もコストが低く済むメリットがあります。
Q.技術改善等の優先順位は施策とどう折り合いをつけていますか?
A.技術改善と施策の内容を両方把握している人が説明をして、優先順位を決めていくのがいいかと思います。askenの場合はエンジニアになるケースが多いため、プロダクトオーナーに重要度を説明して調整してもらいます。
最後に
まず株式会社mikan様、今回はありがとうございました!とても楽しく情報交換ができたと思います。今日から使える内容が盛りだくさんだったため、早速活用していきます。
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